LIKE (UN)LIKE -おなじちがう-
BOILDESIGN grally
NAGOYA , JAPAN
2016.05.28
運命は常に残酷で愛おしい。
同じ様な今日の朝は、昨日の朝とは違うし、明日の朝ともたぶん違う。
絶対はない。でも無い事もない。
まるでそれは、
飛び立った鳥のように、
真っ赤なリンゴの様に、
傀儡の人間のように、
混沌な愛で、美しく狂気。
永続的では決して無いが、何となく続いている。
歓喜の轟音。静寂のメロディ。
出会いと別れはシンプルで美しい。
いつかこの世に別れを告げるその日まで、
死ぬまで生きる。生き(息)が終わったら死ぬ。
指を振りほどいて、好きだった本を捨てて、
目覚めた朝日に背を向けて、
それでも踊り歌い描き生きる。
夢の様な現実に、現実の様な夢。
違う様で同じ、同じ様で違う。
ボクはアナタで、アナタはボク。
それでも何か違う。少しのズレを楽しむ。
この世はその余白を楽しむゲームなんだ。